「ユーロマネー日本語版」「FXストラテジー・プラス」編集部 論説委員
梅本 徹
2010年は、円高の年でした。その主因は、欧米経済がバブル後遺症で低成長や財政危機に見舞われたユーロ安とドル安、わが国がアジア経済の高成長の恩恵を欧米に比べ強く享受したことによる円高、世界の外貨準備が日本円に再投資されたことによる円買いの三点であったと考えられます。ただし11月以降、円は小幅ながら反落しました。それは、米国の長期金利上昇によってドル買い圧力が強まったことや、わが国をめぐる地政学的なリスクによって円を買い進み難くなったことがあげられます。しかしながら早晩、こういった円安要因は剥落し、円は上昇基調を回復する可能性が高いでしょう。ドル円相場は、1ドル=72円程度まで上昇すると予想されます。 (続きを読む…)
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